鷺沼 再開発

鷺沼再開発はじまる-川崎市と東急のまちづくり連携協定

 2016.03.27

東急田園都市線 鷺沼駅

2015年6月2日 川崎市と東急が東急沿線のまちづくりにおける連携協定を発表しました。
リリースによると、連携協力事項として

(1)駅を中心としたまちづくりやアクセス向上に関すること
(2)沿線の暮らしやコミュニティの発展に関すること
(3)沿線の魅力向上に関すること

とあります。

川崎市と東急は平成25年に東急東横線沿線 武蔵小杉駅を中心とした再開発事業を実績がありますが、今回再開発の中心となるのは田園都市線沿線、鷺沼駅とのことです。

川崎市区域の田園都市線沿線は爆発的な人口増加に伴う交通不順、加えて、子育て世代と高齢者の混じり合いによるニーズの多様化が地域課題となっており、交通と暮らしの両者を機能的に建てつけ直す必要が出てきています。

そこで東急は鷺沼を中心駅として、駅周辺地域を福祉と利便性を兼ね備えた都市機能をもたせ、市街地化し、既存の住宅地とのスムーズなアクセス手段を整備する構想を計画しています。

具体的に検討されていることとしては、

  • 老朽化した鷺沼駅舎の改修
  • 駅前ロータリーの拡充
  • 区役所や聖マリ医大病院直通等のバス路線の新設
  • 駅前広場の設置
  • 駅前商業施設の整備

とのことで、
平成28年度から2年かけて、駅前広場や駅舎などを含め、再整備に向けた具体的な計画内容が検討され、30年度末より着工しオリンピック開催までに開業という流れです。

周辺住民にとっては素晴らしい計画であり、ぜひ全てやってほしいことばかりですが、個人的には商業施設の整備に期待したいです。鷺沼の住環境は静かで穏やかですが、まとまった買い物や外食などは、隣のたまプラーザや、車で港北ニュータウンなど大きな商業施設へ出ていくことになります。
フレル鷺沼は唯一がんばっていますが、やはりスーパーの延長ですし、たまプラーザ、港北と比べられるものではありません。また鷺沼は外食店の定着が悪く、数少ないお店もどんどんなくなっていきます。
人口は増えているはずですが、鷺沼のような街の住人のニーズを捉えるのが難しいのかもしれません。
再開発でこうした深層の課題も改善されることを期待します。

今後の展開

  平成28年度鷺沼駅前地区の事業計画の調整等に係る調査
  平成29年度具体的な整備内容を策定予定
  平成30年度整備開始

出展:いよいよ鷺沼駅周辺が生まれ変わります (タウンニュース )

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